皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お散歩が楽しみな楓音です。
女性はよく花にたとえられる事があるけれど、
自分は何の花なのかなって考えたことはありますか?
華やかで情熱的な大輪の「バラ」ですか?
それとも、穏やかな中に凛とした上品さを持つ「ユリ」
繊細で恥ずかしがりやの「スミレ」かも。
姿かたちではなく、パッと思い浮かんだ花。
その花はいつも心の中に咲いていて、
命の輝きを放っているように思うんです。
心の中に自分色に輝く花が咲いていると思うだけで、
単純な私はなんだか嬉しくなってしまいます。
でもその花はとっても繊細で、
長い人生の中で、時には元気をなくしてしまう事もあるんです。
そっと心の中を覗いて見てください。
あなたの大切な花は元気に咲いていますか?
もし輝きを失いかけていたら栄養をあげて下さいね。
栄養とは、感動する事。
喜びだけが感動ではなくて、
哀しみも怒りも、心に起こる感情は、
今、魂が成長しているしるしなんです。
人生はジクザクの坂を一歩ずつ登っていくようなもの。
ある時は幸せを感じるけれど、
ある時はたった独りで負けそうにだってなるんです。
もし今、何かを我慢をしているのなら、子供のように泣いたっていい、
心にたまっているものを涙で洗い流して下さいね。
そして自分に起っている事は、
良い事も悪い事もすべて自分の成長の為にあるのだと受け入れ、
困難を乗り越えた時に、
忘れかけていた本当の自分、
前よりも輝いている自分に出会えるように思うんです。
それを感動と呼ぶのかなぁと思うのです。
そして世界でたった一つの個性を持つ自分だけの花は、
年を重ねるごとに輝きを増し、
いつしか満開になるんじゃないかと思うんです。
今は春。外は色彩に溢れています。
その中で、生きている事の味わいを感じてみて下さい。
あなたの心に咲く花が満開でありますように。
楓音(かのん)先生より 春爛漫花盛り