電話占い「優」

瑠美先生より 【スピリチュアルのちから】

瑠美先生より　

みなさま、こんにちは。瑠美です。
今年も桜の花が美しく咲き誇り、私たちの心を和ませてくれています。
桜吹雪が道を行き来する人々に一生懸命エールを送ってくれているような
とても素敵な季節の到来です。

一説によると「さくら」の語源は「神様の依り代（よりしろ）」と言われています。
昔の人は、桜の花に春の精霊の訪れを感じたのかもしれません。
冬籠りしていた精霊たちが里に戻って来た生命力に満ちた息吹を、
桜の花から実感したのではないかと思います。
お花見の歴史がどれほど昔までさかのぼるかは諸説ありますが、
桜の花に神様の訪れを感じ、その美しさを愛でて、
生命力に満ち溢れる季節の到来を祝ってきた古来の人々のDNAは、
現代の私たちにも確実に受け継がれていることを、毎年春になると実感します。
私たちが受け継いできたこうした風習こそが「スピリチュアルのちから」だと
私は感じています。

自然の営みに神様や精霊の存在を感じ、季節の移ろいを祝う風習には、
無事を祈り、豊作や豊漁を祈る人々のこころが映し出されています。
私たちの祖先は、人の力を超えた「聖なる力」を信じ、敬ってきました。
「聖なる力」に敬意を払い、共に暮らすことで繁栄を授かると信じ、
季節の節目ごとに感謝を捧げてきました。
私たちが受け継いできた、こうした「スピリチュアルのちから」を
現代社会でもぜひ活かしていけたら、と思います。

日常の何気ないできごとや自然の移り変わりを神聖視できる想像力は
生命の尊さを実感し、愛おしみ、感謝するこころを育ててくれます。
見えないもの、形になっていないものに思いを馳せられる想像力、
「スピリチュアルのちから」を
これからも育み、伝え続けていけたらと思っています。　

電話占い優　瑠美